本を読んでも国語の点数は上がらない
- 菊地 洋子

- 2020年10月21日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月23日
国語の成績を上げるには本を読むことが役に立つとはよく言われることですが、はっきり言
ってしまうとどんなにたくさん読んでも子供なりの解釈をしているうちは何の役にも立ちま
せん。
明らかに童話や子供向けの詩などは内容がそれほど難しくありませんから、共通理解
と大げさに構えなくても子供たちの理解にそれほど大きな差はありませんが、小・中学校あるいは高校の教科書に載っている小説家や評論家が書いた文は自分なりの勝手な解釈が通用するものではありません。
そのような難しい文章の解釈には共通理解が必要です。共通理解というのは何が書いてあるかを汲み取るだけではなく、自分が理解したことをほかの人に説明でき内容を分かち合えるということです。
そういう難しい文章を読むためにはことばの意味や日本語の文の組み立て方、さらに文の中で表現されている人間の感情を読み取り、そしてその感情を分かち合える方法を教えてもらわなくてはなりません。
自分勝手な理解の仕方ではコミュニケーションは成り立ちません。
国語を学ぶ究極の目的はコミュニケーションですし、ことばは「教えてもらうもの」です。だから学校の必修科目のなかに入っているのです。
ことばは「考えること」につながり、時に「傷つくこと」を減らしてくれます。ちゃんとした先生に国語を習いましょう。
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